IK Retargeterの使い方を理解すれば、UE5のmetahumanにアニメーションを転写するのは簡単でした。書きます。
[Animation (アニメーション)] > [IK Rig (IK リグ)] > [IK Retargeter (IK リターゲッタ)] を選択
アニメーションをリターゲティングする元の IK リグを選択(今回はIK_metahuman)
(今回は)SK_manekin用に作られたアニメーションをmetahumanに転写するので、「Source IKRig Asset」と「Source Preview Mesh」をSK_manekinに対応したものに変更する
続いて、「Target IKRig Asset」と「Target Preview Mesh」をmetahumanに対応したものに変更する(m_tal_unw_body_previewで良い。男性ならば。女性は似たような名前で別のMeshがある)
2つのMeshが見やすいように、Targetの位置をずらす
ここが重要!結局のところアニメーション転写で失敗するのは、SourceからTargetに写す時に、対応するリグのありなしに依存する。metahumanは指と連動した手首のところに複数のリグ(HOGEmetacarpal)があり、SK_manekinやその他からアニメーションを転写する場合、ここに間違ったRigが自動で対応づけされてしまい指のアニメーションが滅茶苦茶になる。なので、この手首のところに複数のリグ(HOGEmetacarpal)の対応づけを「None」にして対応させなければ良い。結局は、異なるリグ同士の対応づけを調整すれば良いだけ。という基本を理解しておけばその他問題にも対応しやすい。
右手側にも、手首のところに複数のリグ(HOGEmetacarpal)があるので、None」にして対応づけを外す
Asset Browserのところに、SK_manekinに対応づけられたすべてのアニメーション一覧があるので、好きなものを選ぶ
Export Selected Animetionで、metahumanにアニメーションを転写したアニメーションを書き出すことができる
問題なく、metahumanでアニメーションすることができた
IK Retargeterについて説明しました。結局のところ、異なるリグ同士の対応づけを調整すれば良いだけ。という基本を理解しておけばその他問題にも対応しやすいので、ぜひそれを念頭に置いてトライしてみてください。